こんにちは!
お酒が大好きだからこそお酒について深く知って欲しいと思う共働き夫婦のたこべい(@takobeibei)です。
気を付けていても間違えて飲んでしまったり、お菓子に入っていたらどうしたら良いたこ~?
もしあげてしまったら怖いべいよ…。
こんな人のための記事です!
目次
お酒を飲んだ後に授乳するとぶっちゃけどんな影響があるの?
赤ちゃんに何か悪い影響が出そうで怖いたこ。
お酒を飲んでしまった後に授乳するとあまり良くないイメージがあります。
では、実際にどのような影響があるのでしょうか。
(海外で実際に亡くなった事例あり)
飲酒後の授乳により赤ちゃんがすぐに眠ってしまったり、うとうとする傾眠状態になる可能性があります。
また、大量にアルコールを摂取した後に赤ちゃんへ母乳をあげることで、最悪の場合赤ちゃんが亡くなる可能性があるようです。
実際に2017年にニュージーランドで死亡事故が起きています。(前日に母親が大量に飲んでおり、双子の赤ちゃんのうち母乳を与えた一人が亡くなったそうです。)
記事原文はコチラ(NZ HERALDより)
少量だったらどうなるべい?後の成長で影響が起こることはあるべい?
授乳中にアルコールを少しでも飲むことにより、赤ちゃんに大きな影響を与えるというデータは今のところないようです。
しかし2018年のオーストラリアの論文によると、
- 授乳期にお母さんのアルコール摂取量が多い子ほど、6~7歳で思考力や推察力が低下する
という結果が出ています。(ただし10~11歳になると見られないそうです。)
少量なら大丈夫かもしれないけれども、赤ちゃんの発達に影響が出ないとは言えないから気を付けるたこ!
授乳中のお酒(アルコール)は何時間で抜ける?
【授乳中のお酒(アルコール)は何時間で抜ける?】
①:前提として基本はやめるべき!
母乳はいつまであげていたら良いめん?
母乳による授乳は、
- 母乳のみあげている
- ミルクと母乳の混合
- 離乳食が軌道に乗ってきたため1日数回のみ母乳をあげている
- 離乳食が完了したが夜のみ母乳をあげている
など、いつまでどのぐらい授乳するかは人によって違っているでしょう。
では、母乳はいつまであげたら良いのでしょうか。
WHOとUNICEFによると、
- 生後6か月までは母乳のみ
- 生後6か月以降は栄養のある補完食を取りつつ2歳ごろまで母乳を飲む
ことを推奨しています。
WHOによると母乳で育った子どもは
- 太りにくく肥満になりにくい
- 生涯で糖尿病になりにくい
とされています。(WHO HPより)
また、UNICEFによると離乳食開始までの母乳は、
- 赤ちゃんの感覚器の成長や認知発達のため
- 赤ちゃんを伝染病や生活習慣病から守るため
に良いとされています。(UNICEF HPより)
そして、母乳をあげたお母さんは乳がんや卵巣がんになりにくいようです。(WHO HPより)
遺伝や生活習慣などもあるため、母乳をあげると絶対病気にならないとは言えませんが、母乳をあげることで赤ちゃんに良い影響があると言えるでしょう。
母乳をあげられる間はできるだけ母乳で育ててあげたいたこね!
しかし、気を付けていても
- お酒を間違って飲んでしまう
- 料理やお菓子に入っていてアルコールを摂取してしまう
ということもあるでしょう。
母乳に問題はないのかなべい?
お酒を飲んでしまっても、完全にアルコールが抜ければ母乳をあげても良いのでしょうか。
(特にミルクを拒否し、母乳しか飲まない子はなかなか成長できなくなってしまう)
お酒には赤ちゃんへの影響だけでなく、お母さんの身体へも影響があります。
たとえお母さんの身体から完全にお酒が抜けていたとしても、母乳の量が減ってしまっては赤ちゃんの成長に影響が出てしまいます。
特に、ミルクや哺乳瓶が苦手で母乳しか飲まない子であれば尚更成長ができなくなってしまいます。
お酒を飲むと更に母乳が出なくなってしまうから、摂取しないように気を付けた方が良さそうめんね…。
お酒を飲むか飲まないかは自己判断になりますが、飲酒後の授乳で
- 赤ちゃんへアルコールが移行してしまう
- 母乳の量が減って赤ちゃんの発育に影響が出る
ことを考えると、基本的には母乳をあげている期間はお酒を飲まない方が良いでしょう。
【授乳中のお酒(アルコール)は何時間で抜ける?】
②:血中アルコール濃度が下がるまでには〇〇時間!?
お酒を飲んだ後はどのような流れで分解されるのでしょうか。
基本的な流れはこのようになりますが、
- 体重や体質、年齢、性別、その日の体調などの違い
- 飲んだお酒の量
- アルコール度数
などによりお酒の抜ける時間は変わってきます。
特に女性はアルコールの分解速度が男性よりも遅いため、血中のアルコール濃度が高くなりやすい傾向にあると言われています。
夫婦で同じ量を飲んだら、妻の方が酔いやすくなるたこ?
どうして男女でアルコールの抜ける時間に差があるのでしょうか。
女性は男性と比較してお酒の分解に時間がかかるため、母乳をあげるまでにアルコールを分解できていない可能性があります。
血中アルコール濃度が下がるまでに何時間かかるのでしょうか。
まずはアルコールの量を計算してみます。
アルコールの量は、
- お酒の量(ml)×アルコール度数/100×0.8(アルコールの比重)=純アルコール量(g)
という計算式でわかります。
例えばアルコール度数5%のビール缶350mlを1缶飲んだとします。
すると計算式は、
- 300ml×5/100×0.8=12g
となり、アルコールの量は12gとなります。
12g入っていると何時間でアルコールが抜けるたこ?
しかし、この式だけではアルコールが抜ける時間がわかりません。
お酒が抜ける時間の計算式は、
- 体重(kg)×0.1=1時間で分解できるアルコール量(g)
となります。
例えば体重55kgの人が1時間にのどぐらいアルコールを分解できるかというと、
- 55kg×0.1=5.5g
となり、1時間に5.5g分解できます。
そのため、体重55kgの人が350mlのビール缶(5%)を飲んだ場合は、アルコールが抜けるまでに3時間弱かかると考えて良いでしょう。
しかし、アルコールの分解速度は体重でわかるわけではなく、体調や遺伝子により異なります。
お酒を飲んだら「〇時間で確実にアルコールが抜ける」とはっきりわからないため、お酒を誤って飲んでしまったときは、
- 母乳は搾乳して捨てる(代わりにミルクをあげること)
- 数日間は母乳をあげないよう気をつける
などアルコール入りの母乳をあげないように気を付けると良いでしょう。
飲んでしまって不安な時は搾乳して捨てると良いべいね。
もしもアルコール入りのお菓子を食べてしまった場合は、お菓子の箱にかかれているアルコール濃度(%)を計算式にあてはめてみると純アルコールの量がわかります。
大量に食べていなければ飲酒よりも少ないアルコール量であるため、母乳は数日あけなくても大丈夫でしょう。
数時間は母乳をあげないように注意して、1度は「搾乳⇒廃棄」するようにしましょう。
飲酒するよりは神経質にならなくても良さそうだけれども、食べないように気を付けるたこ。
【授乳中のお酒(アルコール)は何時間で抜ける?】
③:遺伝子検査でアルコール分解速度を知ろう!
分解できていれば授乳しても大丈夫たこ?
アルコールの分解速度はみんな同じなのでしょうか。
実はアルコールを分解する速度は人により違い、遺伝子により決まっているのです。
そういえば、親がアルコールに強いと子も強いというべいね。
アルコールは生まれ持った遺伝子により、
- 分解しやすい(アルコール中毒になりにくい、お酒に強い)
- 分解しにくい(アルコール中毒になりやすい、お酒に弱い)
に分かれています。
分解しにくい人は、たくさんアルコールを飲むことで翌日までお酒が抜けないこともあります。
そのような人は特に、授乳中の飲酒は避けた方が良いでしょう。
どうしたらわかるめん?
アルコールを分解しやすいかどうか知る方法として、アルコール遺伝子検査というものがあります。
アルコール遺伝子検査は自宅で行うことができます。
購入後送られてくるキットを使用し、郵送すると後日結果が送られてきます。
実際にアルコール遺伝子検査を行うと、
- お酒を飲めるし分解しやすい
- お酒を飲めるが分解しにくい
- お酒を受け付けず分解もにしにくい
など、9種類の中から自分のアルコール遺伝子を知ることができます。
お酒に強いと思っていたから、調べてみないとわからなかったたこね。
授乳中にお酒を飲みたいと思っている人は、一度試してみると良いでしょう。
夫婦で一緒に行うこともオススメです。
また、子どもは13歳から親の同意の上で行えるため、成人する少し前などに一度調べてみても良いかもしれませんね。
【まとめ】
飲酒後の授乳は何時間後なら良いのか?
【まとめ】
基本的にはストレスを溜めないようにしよう!
いかがでしたでしょうか。
飲酒後の授乳に関して理解できましたでしょうか。
母乳を飲ませると
(海外で実際に亡くなった事例あり)
(特にミルクを拒否し、母乳しか飲まない子はなかなか成長できなくなってしまう。)
お菓子や料理に入っているアルコールにも注意たこ。
人により事情があるから難しいけれども、母乳が出るときは母乳をあげられると良いべいね。
【まとめ】
授乳中にオススメの断酒する方法を紹介
妊娠中からお酒を我慢し、授乳中も飲めないと何年もお酒を飲めない生活を続けているでしょう。
授乳中でも飲めるオススメのノンアルコールドリンクや、ストレス解消法を紹介します。
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