目次
【酒粕で作る粕床の作り方】
使い回し再利用できる粕漬けで本格レシピや保存方法も紹介
こんにちは!
高級日本旅館で食べた粕漬けした魚の味を忘れられない共働き夫婦のたこべい(@takobeibei)です。
美味しく作れる方法があれば知りたいたこ!
こんな人のための記事です!
酒粕・粕床って何?どんな効果があるの?
高級な和食料理店で使われていそうだけど家庭で扱うには難しそうに感じるたこ…。
酒粕とは日本酒の製造工程で発生する副産物です。
作る日本酒の種類に応じて酒粕の味が変わってきます。
酒粕は、栄養満点の副産物であり、米や酵母の栄養がたっぷりと詰まっています。
- タンパク質
- 炭水化物
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル
また、美容効果が高い成分が豊富に含まれているため、酒粕を利用した美容パックもあるほど美容女子に人気が高いです。
- コウジ酸
- フェルラ酸
- 天然保湿成分など
一方で、粕床とは、酒粕に味噌や塩などを加えたものです。
野菜や肉、魚を漬けておくことで柔らかい食感と深いコク味、旨味を付与することができます。
初めて粕床・粕漬けに挑戦する人が覚えること
酒粕を使った自家製粕床の作り方
- 酒粕 200g
- 酒 30g(大さじ2)
- みりん 36g(大さじ2)
- 味噌 36g(大さじ2)
- 塩 6g(小さじ1)
- ボウルへ酒粕と酒を入れてヘラか手で混ぜ合わせる
- みりんを加えて混ぜ合わせ、滑らかにする
- 味噌と塩を加えて混ぜる
- タッパーなどの入れ物へ入れて完成!
- 使用する酒粕の種類によって酒・みりんの量が変わります。
- 水分が多くなりそうな場合は酒・みりんを大さじ1ずつ入れましょう。
粕床の日持ち(賞味期限)は?
保存方法はどうしたら良い?
粕床はアルコールや塩分が多く含まれているため意外にも保存性は高いです。
粕床は冷蔵庫または冷凍庫での保存をしましょう。
【冷蔵庫】粕床の日持ち(賞味期間)
冷蔵庫で粕床を保存する場合は、1週間以内に使用しましょう。
賞味期間は水が少ない・アルコールが多いほど長くなりますが、基本的には1週間以内に使いきることで食中毒を防ぐことができます。
それでも手の雑菌などによって増菌やカビ発生の可能性もあるから気を付けるべいよ!
- ジップロック
- 【オススメ】タッパー容器
蓋付きのタッパーやジップロックに必要量だけ保管しておくと使用しやすいでしょう。
特に冷蔵保存の場合は、すぐに使用しやすいためタッパー容器がオススメです。
また、空気が触れる面積が小さいほどカビ発生を防ぐことができるため、サランラップなどを活用することをオススメします。
【冷凍庫】粕床の日持ち(賞味期間)
冷凍庫で保管する場合は、1ヵ月以内に使用しましょう。
冷凍庫にて保管する場合は乾燥に気を付けましょう。
- 【オススメ】ジップロック
- タッパー容器
オススメはジップロックに入れて保管です。
解凍が容易であるため、すぐに粕漬けすることができます。
どうしてもタッパーなどの容器にて保管したい場合は、サランラップなどを敷いておくことで乾燥を防ぎましょう。
粕床へ浸ける時に気を付けること
粕床へ浸ける前にするべき下処理
作った粕床を傷めないためにも下処理をしておきましょう。
下処理は具材によって異なりますが基本的に「余分な水分は取り除いておく」ことが重要になります。
- 野菜の下処理とは
ヘタ、皮などの食べない部位を取り除いておく
水気をしっかりと切ってから漬けること - 魚の下処理とは
内臓や骨をあらかじめ取り除いておく(粕漬け後は処理しにくいため)
販売されている切り身がオススメ - 肉の下処理とは
肉のすじを取り除いておく
味を染み込みやすくさせるためにフォークで数か所穴をあけておく
粕床へ漬ける時間とは
具材によって浸ける時間は異なります。
基本的には1日(24時間)程度で十分に浸透させることができます。
長く浸けすぎると粕床が痛んでしまうため、気を付けてください。
- 野菜:2~3日以内
染み出た水分によって粕床が痛んでしまう - 魚・肉:長くても4~5日以内
長く保管すると身が崩れてしまう
粕漬けした具材の日持ちは?
粕床を使い回し・再利用できる回数は?
後は粕床を繰り返し再利用できるのかなめん?
粕漬けした具材の賞味期限
粕床に浸けた粕漬けレシピは冷蔵庫に保管した場合、およそ1週間以内に食べることをオススメします。
生肉などの日持ちのしない食材は、数日以内に使用するか冷凍保存しましょう。
冷凍保存する場合は、以下の手順で進めましょう。
- 粕漬けする具材を粕床に1~2日浸けておく
- ある程度の粕を取り除く
- ラップで包んでおく
- ジップロックにまとめて入れておく
- 解凍する場合は、半日~1日前に冷蔵庫へ戻して自然解凍する
魚や肉は冷凍保存しても良いべいね!
冷凍した粕漬けレシピは1ヵ月以内に食べましょう!
- 野菜:冷蔵保存で1週間程度
- 肉・魚:冷蔵保存で数日以内または冷凍保存で1ヵ月以内
粕床の使い回し・再利用できる回数
通常、粕床は3回程度使い回して浸けることができますが、漬ける具材の順番を考慮しなければいけません。
粕床は使い回して使用することで具材から染み出た水分によって「柔らかくなる・味が薄くなる」傾向があります。
また、粕床は食材の臭みを取ることができるため異なる食材(魚→肉→魚など)の使用は避けた方がいいでしょう。
生肉に浸けた場合は繰り返し使用することができないことも覚えておきましょう。
- 一回目:野菜→二回目:野菜→三回目:野菜
- 一回目:魚→二回目:魚→三回目:魚
- 一回目:野菜→二回目:魚→三回目:肉
*野菜や魚の臭みが次の具材にうつる可能性あり - 一回目:肉
*生肉を付けた場合は再利用禁止です!
オススメの美味しい粕漬けレシピを知りたい!
【提案】たこべい夫婦が作った粕漬けレシピ
随時更新中…
【コツ】失敗しない粕漬けレシピの焼き方
粕床に浸けた具材を加熱する場合は焼き方にコツがあります。
焼き方に注意して失敗しない粕漬けレシピに挑戦しましょう!
- 粕を落としてから焼くこと!
粕漬けした具材は焦げやすいためある程度の粕を落としておきましょう。
全部落とす必要はなく、少しだけ残る程度が良いでしょう。 - あらかじめフライパンを温めておく
フライパンが冷たい状態から焼くのではなく、ある程度温めたフライパンに具材を入れて焼くことでふっくら仕上げることができます。
また、蓋を使うことで蒸し焼きにするとよりふっくらとした食感にできます。 - 弱火&クッキングシートで焦げ付き防止
焦げ付きやすい粕漬けレシピは必ず弱火でじっくりと焼きましょう。
クッキングシートを使用すると失敗しにくいため、初心者にオススメです。
オススメの酒粕を教えて!
オススメの酒粕があったら教えて欲しいたこ!
今回、粕漬けレシピに向いている酒粕を2種類紹介します。
もし気になるようでしたら買ってみてはいかがでしょうか?
- 上善如水の酒粕
- 飲んでも美味しい日本酒ですが、酒粕も美味しいです。
塊タイプと使いやすいチューブタイプがあります。
- 吟醸酒の酒粕
- スーパーやデパートなどでも手に入りやすい吟醸酒の酒粕です。
使いやすく便利です。
また、「チューブ型」の酒粕は板や塊の酒粕よりも使いやすいです。
料理に合わせて使用してみてはいかがでしょうか。
- 少量ずつ使えて便利
- ペースト状だから溶かしやすい(調理しやすい)
- 冷蔵庫に匂い移りしない(キャップ付き)
【まとめ/酒粕で作る粕床の作り方】
使い回し再利用できる粕漬けで本格レシピや保存方法も紹介
いかがでしたでしょうか?
酒粕を使った自家製粕床を作ってみたくなりましたでしょうか?
また、粕漬けレシピで本格的な料理を作ってみたくなりましたか?
- ボウルへ酒粕と酒を入れてヘラか手で混ぜ合わせる
- みりんを加えて混ぜ合わせ、滑らかにする
- 味噌と塩を加えて混ぜる
- タッパーなどの入れ物へ入れて完成!
- 賞味期間
・冷蔵:1週間程度
・冷凍:1ヵ月程度 - 保存方法
・タッパー容器またはジップロック
- 粕漬けする前に下処理(不可食部位・水分を取り除く)をすること
- 漬ける順番を誤らなければ数回浸けることができる
- 粕漬けした具材によって賞味期間が異なる
*野菜は1週間以内に食べること
*魚や肉は冷凍させて1ヵ月以内に食べること
早速オススメの酒粕を買って、粕漬けレシピを作ってみないたこ?
- 上善如水の酒粕
- 飲んでも美味しい日本酒ですが、酒粕も美味しいです。
塊タイプと使いやすいチューブタイプがあります。
- 吟醸酒の酒粕
- スーパーやデパートなどでも手に入りやすい吟醸酒の酒粕です。
使いやすく便利です。
皆様も作ってみようべい~!
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