こんにちは!
研究開発職でキャリアップ転職に成功した共働き夫婦のたこべい(@takobeibei)です。
30代で大手企業にキャリアップできるたこ?
実際どのようなスキルや経験が求められるべい?
こんな人のための記事です!
目次
実際に年収200万円アップさせた筆者の実体験を紹介
30代の転職はポテンシャル採用でないことを自覚する
30代の転職活動でまず注意して欲しいこととして
- 30代の転職はポテンシャルだけでは採用されない
ということです。
新卒の就職活動や20代の転職活動では、まだ若いため自分の企業に長く居続けてくれそうな人や成長しそうな人を採用します。
つまりこれまで開発してきた製品や研究してきた実績(学術論文、特許、学会発表)などがなくても採用されます。
しかし、30代の転職活動は
- 若いからポテンシャルも必要である
- 5年以上勤めていることから実績や経験値も欲しい
- 管理職の一歩手前であるマネジメント能力(コーチングやプロジェクトリーダーなど)も欲しい
といったように総合力を求められます。
転職先として研究開発職を希望するのであれば
- どのようなポジションで具体的にどのような製品を開発してきたのか?
- 製品を研究・開発することでどのような特許を取得できたか?
- どの分野で研究することでどの製品にどのような貢献をすることができたか?
- どの分野で研究することで学会発表や学術論文提出の経験があるのか?
といったような具体的な実績を求められるようになります。
もしも具体的な実績がないのであれば①③のような研究開発してきた分野や製品をエピソード(成功談、失敗談など)を交えて話せるようにして欲しいたこね!
もしも30代のあなたが研究開発職としてキャリアップ転職したいのであれば実績・経験値を積むことから始めると成功しやすいでしょう。
30代で転職活動して実際に転職したらどうだったのか?
- 30代で転職が成功するのか?
- 30代で転職は失敗するのか?
統計上は30代でも転職で成功できるということが分かっていますが
- 実際に転職活動してみた人はどうだったか?
- 何に気をつけた方が転職できるのか?
ということを知りたいと思いますので最初に
- 実際に転職活動をして転職に成功したべいべいの実体験
を紹介します。
実際に私(べいべい)は
- 職場の雰囲気が悪化していたこと
- やりたいことができなくなってきた
- 給与面でも不満があった
ということから30代で転職活動を開始しました。
実際に転職活動をすることで
- 失敗していた転職活動初期
*書類選考が通らない!面接が通過できない! - 成功して実際に内定をもらう転職活動後期
*次々と面接を通過して3社から内定をいただく
*やりたいこと&給与面両方が解決できる会社に転職した
の両方を経験したからこそ皆様の不安を解消できるかと思います。
幸い、やりたい仕事内容と年収アップが比例していたため
- 一番やりたい仕事内容を最も良い条件でできる
会社に転職することができました。
決して転職のきっかけが周囲からよく思われなかったとしても
- 30代でもキャリアップできる研究開発職に転職できる
ということを事前に伝えたかったので紹介しました。
30代が大手研究開発職への転職で求められるものとは?
- 30代が大手企業の研究開発職へ転職するために必要なこと
をまとめたので是非参考にして欲しいべい!
【30代が大手研究開発職への転職で求められるものとは?】
①:研究開発の分野や軸がマッチしていること
研究開発職の転職は
- 生産管理職の転職
- 営業職の転職
- 事務職の転職
とは異なり、より高い専門性やスキルが求められます。
(もちろん他の職種も専門性が必要ではあります。)
つまり、30代の研究開発職が転職しようと思ったら現在のスキルや経験に近い方が転職しやすく高年収にもなりやすいということです。
逆に現在のスキルや経験から遠ざかるほど転職しにくく年収を上げにくくなります。
もちろん企業によって重視しているスキルや現在欲しているスキルが異なるため一概には言えませんが
- 自分が体験した転職活動経験
- 同じく研究職や開発職で転職活動した仲間たちの意見
を取り入れると以下のような特徴がありました。
まず転職先に求められているスキルや経験を上記画像(左側棒グラフ)のように図にしました。
転職先の企業の特性は
- 青色:転職先企業の強みであり、そこに勤めている社員は青色スキルが高い
- 赤色、黄色:転職先企業の強みではなく参入していない領域または業界としてレベルが低い領域である
としましょう。
こんな時、開発職の採用としては上記画像(真ん中棒グラフ)のようなスキルや経験が求められる傾向にあります。
- 青色:転職先企業の強みであり、転職先従業員と同じようなレベルまでのスキルを求められていない。
- 青色:全くスキルがないと採用されにくい(または年収を上げにくい)が、多少の経験や知識があるだけで即戦力となるためかなり優遇(採用されやすい、年収を上げやすい)される傾向にある。
- 赤色、黄色:転職先企業はむしろコチラのスキルを応用して新商品を開発して欲しいと思っている。ただし、ほとんどの応募者が赤色・黄色は「転職先のスキル<現職のスキル」であるため明確な実績がないと優遇されにくい。
一方で、研究職の採用としては上記画像(右側棒グラフ)のようなスキルや経験が求められる傾向にあります。
- 青色:転職先企業の強みであり、転職先従業員と同じようなレベルまでのスキルや知識が求められる。
- 青色:求人には必要なスキルが細かく掲載されており同業他社への転職が多い傾向にある。そのため現職よりも平均年収が高い企業への転職が望ましい。
- 赤色、黄色:転職先企業を大きく上回るほどのスキルや経験は必要ない。ただし、少しでも異なる経験やスキルがあることで他応募者と差別化できるため優遇されやすい傾向にある。
もっとも企業によっては全く異なることもあります。
しかし、即戦力となって年収を上げるためには
- 転職先が得意としているスキルや開発・研究経験が少しでもある
ということは共通しています。
【30代が大手研究開発職への転職で求められるものとは?】
②:安定?挑戦?個人の性格がマッチしていること
研究開発職の転職は一次選考にて専門スキルや経験、知識が見られます。
しかし、それだけでは内定を得ることはできません。
最終選考では企業風土が自分と合っていることを見られます。
特に役員クラスが面接官となる場合、
- 応募者の性格が転職先企業の風土に合っているか?
- 結果として辞めずに続けてくれそうか?
を見ることが多いです。
スキルがどれだけ高くてもお互い人であるからこそ人柄を見られているということべい!
30代といっても役員クラスからみたら
- まだまだ若い年代である
- すぐに辞めずに転職先の企業で成長して欲しい
- できれば20年以上勤めて欲しい
といった要望があるということです。
基本的には
- 保守的か挑戦的か
- 周囲を引っ張る社交的リーダータイプかコツコツと努力する参謀タイプか
- 管理職になるジェネラリストか専門に特化するスペシャリストか
こういった性格と転職先が求めている性格がある程度マッチしていれば問題ありません。
もしも現職が保守的で新規事業に挑戦できない一方で転職したい企業が挑戦的であれば
- 自分が挑戦的なことが好きであること
- 挑戦的を示すような実績エピソード
- 現職は保守的であり(エピソード交える)、新規事業を研究開発できない
- 転職先では挑戦的な風土からチャレンジできる
- 具体的に〇〇を開発(研究)したいと考えている
といったエピソードで「転職を始めた理由」「志望理由」をまとめて伝えることができます。
明確な根拠がないと面接を通過できないから注意するべいよ!
【30代が大手研究開発職への転職で求められるものとは?】
③:今までの業績やこれから何を研究したいか軸があること
研究開発職は専門性が高いことから企業としても
- 現職のスキルや経験を活かして欲しい
という思いがあります。
だからこそ
- 現職で得られるスキルや経験
- 転職先で得られるスキルや経験
に何らかの関係性があるとストーリーを作りやすくなります。
*お菓子メーカーと包材メーカー、部品メーカーと自動車メーカー、業務用医薬品メーカーと新薬の製薬会社などなんでもよい
ストーリーは後付けでもなんでも良いですがしっかりと構成することで
- 今までの研究開発スキルが転職先でも役に立ちそう
と思われて年収を上げやすくなります。
また、研究開発職は具体的になにを開発したいのか?何を研究したいのか?を問われることが多いためあらかじめ準備しておくことをオススメします。
いずれも言い方が異なるだけで
- 入社後に何をしたいですか?
という問いになります。
しっかりと企業ごとに対策をしていかないと答えられないため注意しましょう。
実際に年収200万円アップできたエージェントを紹介
【実際に年収200万円アップできたエージェントを紹介】
①:エージェントは使い倒さないと年収アップできない!
悪徳な転職エージェントもいると聞いて不安に思っているたこ…。
結論から言うと
- 転職エージェントは利用すれば利用するほど年収アップを期待できます。
なぜなら転職エージェントの利益構造として
- エージェントは転職させた人が提示された年収の一部を報酬として手に入れられる
(例:年収600万円で転職⇒600万円×30%=180万円が報酬)
であるため、なるべく高い金額を提示されるよう転職先の企業に交渉してくれるのです。
もしもあなたが転職エージェントを介さずに転職活動をしていたら相場よりも安く買い叩かれること間違いありません。
今は転職市場が非常に活発な時代です。
転職エージェントによる転職会社も数多く存在します。
もしも悪徳エージェントだなと感じたら他の企業のエージェントを利用すれば良いのです。
そもそも最初から複数のエージェント会社を利用することで
- お互い他者のエージェント会社に負けないよう競わせる
(より良い企業を紹介する、企業の情報を伝えたり交渉させる)
ようにすることであなたの転職は成功することになるでしょう。
【実際に年収200万円アップできたエージェントを紹介】
②:オススメの転職エージェントは?
でも転職はリスクがありそうでどうしても一歩踏み出せないたこ…。
確かに転職には
- 転職前の方が給与待遇が良かったから良い暮らしができた
- 転職前の方が自分に合った職場環境であった
- 転職によって年収は増えたが結局やりたいことができなかった
などといった一定のリスクが存在します。
しかし、転職活動は違います。
転職活動をしても現在の年収は変わりませんし、職場環境が変わることはありません。
希望の転職先から内定をもらった後に
- 今の会社に残るべきであるか?
- 新しい会社を選ぶべきか?
考えれば良いのです。
つまり、転職活動自体はノーリスクであるということです。
基本的に【リクルートエージェント】や【ビズリーチ】がオススメです。
(サポートは【ビズリーチ(数社を比較できる)】または【ウズキャリ第二新卒(20代若手)】の方が手厚くて親切である)
(正社員経験のない人は【第二新卒エージェントneo】や【ウズキャリ第二新卒】も活用してみてください。)
(検索機能は【リクルートエージェント】がわかりやすい)
まずは職場の不満をぶつけるために利用しても良いため転職活動を始めてみましょう。あなたにぴったりの企業が見つかるかもしれません。
【まとめ】
30代が大手研究開発職へ転職した方法とは?
いかがでしたでしょうか?
研究開発職の転職は数年前までは求人も少なく
- 多くの研究開発職は転職しない
- 研究開発職は会社を辞めずに長年同じ企業に属する
という傾向にありました。
しかし、現代は人手不足もあり条件の良い研究開発職の求人が多く存在します。
そんな研究開発職に30代で転職したい人は年収を上げるためにも以下の3点に気をつけるようにしましょう!
やりたいことをやれる&年収が上がるって素晴らしいことだと思うべいよ!
まずは転職活動(活動自体はノーリスク!)だけでも始めてみませんか?
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