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2019~2020年の
インフルエンザについて
昨年比6倍!?インフルエンザ流行の理由
皆様、寒い冬になりましたがインフルエンザ対策はしておりますでしょうか。
インフルエンザの予防接種もしたけど今年のインフルエンザはどんな感じなんだべいかな~
インフルエンザといえば冬場の乾燥した時のイメージがあると言われています。
しかし、2019年~2020年にかけてのインフルエンザは秋の9月から始まっています。
また、11月27日のインフルエンザ定点当たり報告数は3.11と昨年比の6倍と言われています。
流行のきっかけは、9月上旬に東京の東村山市の中学校にてインフルエンザが蔓延したことで学級閉鎖となりました。
流行のポイントは、南半球との交流です。
2019年はラグビーワールドカップ等が開催され、南アフリカ・オーストラリア・ニュージーランドの訪問者が多くいました。
日本の夏~秋にかけて北半球ではインフルエンザが流行していませんが南半球では流行真っ最中です。よって、南半球での感染者がインフルエンザの潜伏期間中(1~3日)に日本に訪問し、感染することで流行してしまうのです。
2020年もオリンピックがありますので同様に気を付ける必要があります。
感染者の多くは子供
2010年~2020年シーズンまで過去10年間の感染者年齢構成は大きく変わっていません。
0~9歳までが最も多く40~60%であり、14歳以下が60~80%と大半を占めています。
もちろん子供が感染すれば学校や保育園、幼稚園で蔓延し、一緒に過ごす家族へ感染します。最後は職場で感染しますが大人の方が免疫力が高いため子供ほど感染が広がりません。
なんとか守ることはできないかな~?
最新の感染症予防法について
インフルエンザの最大の予防法は「ワクチン」です。
次に「手洗い、うがい」です。食事前は手洗い後に「アルコール」で確実にウイルスを倒してしまう方が良いでしょう。
一方、同様に感染が拡大しがちである「ノロウイルス」には確実な予防法はありません。
*手洗いやアルコールではノロウイルスは死なないため。(ウイルスをある程度流してしまうことは可能です。)
詳細は以下記事にてまとめてあります。
しかし、インフルエンザとノロウイルスをまとめて予防してしまう方法があります。
上記の記事でも紹介していますが最新のタンパク質(ノロクリアプロテイン)を含むアルコール商品です。
このノロクリアプロテインはノロウイルスを不活性化させる効果があるため、食事前などに使用することでノロウイルスを予防できます。
また、アルコールも配合されているため、細菌やインフルエンザウイルスからも守ってくれます。
①:キユーピー㈱ Kblancheケイブランシュ
噴霧タイプの商品です。
オススメは台所に置きましょう。食事前や帰宅後に使用することで感染を防ぐことが出来ます。
また、台所にふきかけることでウイルスから守り、清潔を保つことが出来ます。
②:ユニ・チャーム㈱ ノロクリアウェット除菌
こちらは外出時に使用することをオススメします。
通常のウェットティッシュと同様に使用することが出来ます。外出時の食事前に使用することでインフルエンザやノロウイルスから守ってくれます。
しかし、一番の感染予防法は食事を見直して感染予防できる栄養素を積極的に摂っていくことです。
感染症は食事から見直そう
インフルエンザやノロウイルスなどの感染症から予防するためには以下4種の栄養を摂っていくことが重要です。
- ビタミンA, C, E
- βグルカン
①:ビタミンA, C, E
【ビタミンAの効果】
ビタミンAは粘膜を保護することによってウイルスの侵入を防ぐことで守ってくれます。
ビタミンAはβカロテンから変換されてつくられます。
人参やほうれん草、カボチャなどに含まれています。特にカボチャは皮にたくさんのβカロテンが含まれているため、皮と実を潰してペースト状に使用することで「ポテトサラダ、スープ、コロッケ」等、幅広く調理出来ます。
オススメレシピは以下記事をご参考ください。
【ビタミンCの効果】
ビタミンCはウイルスに対する抵抗力を高めます。免疫力を強化するとともにインフルエンザ発症後の治癒効果を高めます。
免疫にとって重要な白血球をサポートしてくれます。しかし、ビタミンCは水溶性であるため、茹でずに「生、蒸す、電子レンジ」で調理しましょう。
発症後の元気・食欲がない時は果物「イチゴ、キウイ、柿」を摂取すると良いでしょう。普段は「ブロッコリー、ジャガイモ、サツマイモ」を積極的に摂りましょう。
特にブロッコリーはビタミンA, C, E全てが豊富に含まれています。
オススメレシピは以下記事をご参考ください。
【ビタミンEの効果】
ビタミンEは抗酸化力のあるビタミンです。活性酸素を減少させることで免疫力を高めると言われています。
アーモンドやアボカド、ほうれん草、小松菜に多く含まれています。小松菜はビタミンA, C, Eを含みインフルエンザ対策に最も優れていると言われており、ほうれん草のようなえぐ味もないため簡単に調理出来ます。
オススメレシピは以下記事をご参考ください。
②:βグルカン
【βグルカンの効果】
βグルカンには、キノコ由来(免疫向上作用)、イネ科由来(中性脂肪、コレステロール低下)、ゴボウ等の野菜由来(お腹の調子を整える)の大きく3種に分かれる食物繊維です。
この中でもキノコ由来のβグルカンは免疫細胞を活性化して身体も守る機能を高めます。
特にまいたけ、しいたけ等に多く含まれています。まいたけは疲労回復効果のある水溶性のビタミンB2も含まれているためオススメです。
オススメレシピは以下記事をご参考ください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
冬はインフルエンザやノロウイルスなどの感染症リスクが常に存在しています。皆様が健康でいられるように毎日の食事から免疫を高めていきましょう。
最後まで長くて内容を忘れたという方は以下2点だけ抑えていってください。
- 国際スポーツによって年中インフルエンザリスクあり
- 小松菜(ビタミンA, C, E)と舞茸(βグルカン)を食べる
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